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ウマすぎ注意に注意!?炊飯器でローストビーフを作る超簡単「真空調理法」を試してみた

投稿日:2012年2月17日 更新日:

みなさま、こん○○わ、管理人です。

ちょっと前にこの記事を見かけまして。

Pouch>【ウマすぎ注意】炊飯器で作るローストビーフが最高に美味しい!肉汁を逃さず調理できる超簡単「真空調理法」
http://youpouch.com/2011/12/22/48187/

何だかとても美味しそうです。

しかも、随分、手軽にできそうです。

しかも、【ウマすぎ注意】らしいです。

ワタクシの胃袋も、モーモーうるさく騒がしいです。

これは、確かめずにはおれません!

という訳で、レシピに沿って実際にこのローストビーフ作りに挑戦してみることにしました。

詳細なレシピは本家を見て頂きたいのですが、

こちらにも簡単に転記しておきます。

「炊飯器で作るローストビーフ」

・牛もも肉に塩・コショウを強めに、全体にまんべんなく刷り込む
・キッチンペーパーに包み、30分ほど置いて余分な水分を出す
・オリーブ油を敷いたフライパンを強火で熱し、肉全体に焼き色を付ける
・耐熱性のジップロックに肉を入れ、ストローで中の空気をしっかりと抜く
・炊飯器に70度のお湯を入れ、保温状態にし、その中にジップロック肉を30分置いておく
・取り出して余熱を冷ます
 ※温かいうちに切ると肉汁が出てきてしまうので注意
・冷めたら切り分けて完成

さて、早速スーパーに牛もも肉を買いに行ったのですが、

私のスーパーにはもも肉などという下劣な部位は置いていないらしく、

まあ、単に売り切れていただけとも言いますが、

替わりにローストビーフ用牛ロース肉があったので、

これを買ってきました。

これぞほんとのロースとビーフ。

寒いですか、そうですか。

それはきっと、冬だからですよ。


ローストビーフ用ロース肉

このお肉、100gあたり158円です。

向こうがもも肉なら、私はロース肉。

向こうがオージービーフなら、私はアメリカンビーフ。

Pouchの記事に内容では負けても、

肉の質・価格では負けません!!!

まあ、そんなところを競っても仕方ないのですが。

さて、レシピに沿って、調理を始めます。


牛もも肉に塩・コショウを強めに、全体にまんべんなく刷り込む編


キッチンペーパーに包み、30分ほど置いて余分な水分を出す編


30分経ちました編

あれ、ちょっと水分吸いきれてないかも…。

もしかしたら、キッチンペーパー1枚巻きじゃ、ちょっと足りなかったのかもしれません。

2枚巻きにしたほうが、良かったのかもしれません。


身包み剥がしました編

肉全体に焼き色を作るために、

肉汁を内部に閉じ込めて逃さないために、

フライパンで肉の外側をジュージュー焼きます。

ああ、良い匂いだなぁ。

このままステーキにして食べちゃいたい気もしてきました(笑)。

いかん、いかん、今日はローストビーフを作るのです。


オリーブ油を敷いたフライパンを強火で熱し、肉全体に焼き色を付ける編

我が家にはスライド方式のジップロックもどきしかありません。

まあこれでいいやと、ジップロックもどきの中に、肉をインサート。

耐熱に不安があるので、肉の油の温度がある程度落ちた頃を見計らってのインサートです。

でもって、ストローでチューチュー空気を吸い出します。

すばやくスライダーをスライドさせて、さあ真空の完成。

と思いきや…。

スライド方式だと、やっぱり少し空気が入ってきちゃうみたいです。

まあ、少しだったら大丈夫でしょうか?

空気&水が一番浸入しやすい、スライダーの端っこ部分を、

一応、念のため、パッチンクリップで留めておくことにしました。


耐熱性のジップロックに肉を入れ、ストローで中の空気をしっかりと抜く編

70度のお湯ってどう作ればいいのでしょう。

やっぱり温度計が必要なのでしょうか?

…と思い込んでいましたが。

よくよく考えたら、我が家の給湯器は75度のお湯を作れることを思い出しました。

このお湯を、炊飯器のお釜に入れ、

ちょっと冷まし加減でジップロック肉を投入。

ふたを閉めて、保温モードにして、30分待ちます。

これぞ正真正銘の、ゆで蛙ならぬ、ゆで牛です。


炊飯器に70度のお湯を入れ、保温状態にし、その中にジップロック肉を30分置いておく編

30分経ちました!

うーん、取り出してみたものの、

投入した時と後とで見た目にまったく変化ありません…。

とりあえず、ジップロックもどきが溶けて大変なことに、

という目には遭わずに済んだようです。

水も浸入した形跡なし。

よく頑張った、ジップロックもどき君。

感動した。


ゆで牛の計に処せられた牛さん

すぐに切って食べたいところですが、

冷めないうちに切ると肉汁がモーモー大脱走するらしいので、

ここは冷めるまでひたすら我慢、我慢。

あ~、お腹減った~。

ついに、ケーキ入刀、じゃなかった。

ローストビーフ入刀。

肉の部位が良すぎるのか、薄く切るとボロボロ崩れてしまいます(苦笑)。

なので、ちょっと厚切りにせざるを得ませんでした。


冷めたら切り分けて完成編

さて、実食です。

しょうが醤油をつけて頂きます。

ん~!

ん~。

ん…?

お味は、意外と普通でした。

ウマすぎ注意報は、私の場合、どうやらハズレたようです。

お金持ちすぎちゃって(嘘)、お肉がもも肉じゃなくてロース肉だったり、

貧乏人すぎちゃって(嘘、だと思いたい…)、ジップロックじゃなくてスライド式ジップロックもどきだったり、

本家のレシピをそっくりそのまま周到できてはいませんが。

結論としては、ウマすぎに注意する必要はないけれど、

手軽にローコストでローストビーフを作る方法としてはいい方法、だったようです。

レポートは以上です。

後日談。

さて、気がかりなことが一点ありました。

お腹の弱い管理人は、翌日になって、お腹を壊しました(笑)。

食べた日はちょうどバレンタインデーでして、モテモテの管理人(ごめんなさい、嘘つきました)が、

チョコを食べ過ぎてお腹を壊した可能性も無くはないのですが…。

ローストビーフに火が通っていなかった可能性も否定できず、

何とももどかしいレポートになってしまいました。

お肉に雑菌がつかないように、お肉に直接触れないよう気をつけて調理したつもりだったのですが…。

お腹の弱い方は、ちょっと注意したほうが良いかもしれません。

半分残っていたローストビーフは、焼いてステーキとなってワタクシの胃袋に収まったのでありました。







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