GANZOのセカンドラインであるficoのお財布を購入しました。GANZOはメンズ国産財布としては大変お高いお財布でして、百貨店で取り扱われているようなお財布です。そのようなお財布は、当然ながら私には敷居が高すぎるので、GANZOが監修はしているけど、製造は中国に委託することでお安くお財布を提供しているのがficoでして、そのficoのお財布を購入したわけです。
それで、ficoのブライドルレザーのお財布を購入したのですが、お財布の内側はブライドルレザーではなくヌメ革になっていました。人によってはこのヌメ革の経年変化を楽しむのが好きな人もいるらしいのですが、私はいろいろな中古財布をくまなく某オークションサイトで見た結果、大抵のヌメ革は手垢等で非常に汚らしくなるの法則を発見しました(笑)。そのため、このお財布を長く愛用するために、このヌメ革部分に予め手を打とうということになりました。
どうしたらこのヌメ革が汚らしくなるのを防げるのか調べた結果、使い始める前に、白っぽいヌメ革をアメ色になるまで日焼けさせてしまうのが手っ取り早い、ということになりました。
そこで、ヌメ革を日光に当てて日焼けさせながらヌメ革の変化を写真に撮っていたのですが、同じ状態で写真を撮らないというアホなことをやってしまったため、2パターンでヌメ革の状態変化をご覧いただくことに相成りました(汗)。まずは屋外で取った写真です。
03/25のヌメ革
03/30のヌメ革
04/05のヌメ革
白っぽかったヌメ革が、2週間ほどで良い色に変化してきたのがわかるかと思います。続いて屋内写真バージョンです。
03/28のヌメ革
04/03のヌメ革
04/17のヌメ革
室内でちょっと暗めなのでヌメ革の変化がわかりづらいですが、3週間でしっかり色づいていきました。
結局、春の日差しで1ヶ月ほどヌメ革を日焼けさせたのち、ヌメ革がこのくらいアメ色になればもう十分だろうと思い、このficoの財布を実際に使い始めることにしました。
追記:ficoの財布を使い始めて約3ヶ月経ちましたが、内側のヌメ革部分は今のところ綺麗な状態を保っています。狙い通りになって嬉しいです。
ちなみにGANZOのセカンドラインのficoですが、じっくり見ると、GANZOとficoとの作りの差は歴然です。素人でもわかるのは、縫い目とコバの処理です。ficoのコバの処理は結構雑でした(笑)。GANZOはコバの処理も非常に綺麗にしています。じっくり見ないとわからない違いではありますが、高いものは高いものなりにやはり手が掛かっているのだなと思いました。