みなさま、こん○○わ、管理人です。
銀製品を綺麗にする方法に、ちょっと不思議なものがあるようです。
http://www.f7.dion.ne.jp/~rmr/care.silver.migi.htm
上記ウェブサイトに書いてある4番なのですが、塩湯+アルミホイルに浸すだけで綺麗になるとか?
興味が湧いてきましたので、残りの銀貨1枚でこの方法を試してみることにしました。
方法です。
・タッパーなど熱湯に耐えられるものにアルミホイルを敷き詰める
・お湯5:塩1程度の割合になるよう塩を入れ、沸かした熱湯をかける
・銀製品をその中に入れる
・アルミホイルで落し蓋をする
こんなことで本当に銀製品が綺麗になるのでしょうか?
ちょっと半信半疑ですが、とりあえず試してみることにしました。
薄汚れている銀貨
薄汚れている銀貨
今回使用する道具一式
アルミホイルを敷き詰め、塩を入れます
熱湯を注ぎます
銀貨を入れ、その上からアルミホイルで落し蓋をします
どのくらい時間が掛かるのかウェブサイトには書かれていませんでしたので、
とりあえず、カップラーメンと同じく3分間待ってみることにしました。
ピピッ、ピピッ、ピピッ!
3分経ったようです。期待に胸膨らませて落し蓋のアルミホイルを取ってみると…
…
ピカピカ!…には程遠い銀貨
ピカピカ!…には程遠い銀貨
あの…、最初より劣化してません?
僕の銀貨、最初より劣化していませんか?
綺麗になるはずが、むしろ時代をさかのぼってやいませんか?
…という訳で、見事に失敗しました!(汗)
本当にこんな方法で銀製品が綺麗になるのか、ネットを探してみると、確かに綺麗になるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=46m9zBqQRd0
YouTubeで見つけた塩湯+アルミホイルで銀製品が綺麗になる動画
じゃあ何で銀貨じゃ駄目だったのだろう?というお話ですが。
今回使った昭和33年100円銀貨の品位、実は銀600 銅300 亜鉛100だったのです。
銀貨と言いつつ、銀たった60%だけ。
鉄とか銅って、確か海水で錆びますよね?塩湯ってめっちゃ銅に悪いですよね?(汗)
多分、銅が錆びたんだと思います…。
という訳で、純度が100%に近い銀製品であればYouTobe動画の要領で銀製品は綺麗にできるものの、
銅が混じっている銀貨でやろうとすると却って汚くなるようです。
レポートは以上です。
最初より汚れてしまった銀貨、結局、前回使った重曹で磨く方法で綺麗にしてみました。
銀貨に重曹を振り掛ける
重曹で磨いた銀貨
重曹で磨いた銀貨
随分と綺麗にはなりましたが、前回使った銀貨より銀の品位が低いからか、
磨いたあとの輝きは今一歩のようです。
あまり輝かないのは、塩水で錆びさせたからだったりして(汗)。