押入れに眠っていた双眼鏡がひとつ、ありまして。
旅行で使うかもしれなくなったので、久しぶりに出してみました。
そうしたら…ベタッ。
何故か、指が黒くなってます。はて?
良く見てみると、黒いゴム部分がベタベタにベタついていました。
しかも、触ると指が黒くなります。
なんてこった~!
こんな時は、Google先生の出番です。
今は、ネットが何でも解決してくれる時代です。
本当にありがたい時代になったものです。
さて、先生のお答えは…。
ゴムのベタベタは、ゴムが加水分解したもの。
対処法は、ない。
ざっくり要約すると、こんな感じ。
そ、そんなぁ…orz。
諦めきれない私は、とりあえず、中性洗剤を付けて洗ってみました。
おやっ、何かベトつき取れてないですか?何かベトつき取れてないですか?
と思ったら、水分が乾くとやっぱりベトついてました…orz。
こうなったらエイヤーと、思い切って歯ブラシに洗剤を付けてゴシゴシ洗ってみると…。
あら不思議、ゴム部分のベトつきが取れてきました!
ここまで来て、頭の悪い私にも、少し状況が理解できてきました。
加水分解してしまったゴム部分は、ベトベトになるほど弱っているので、
擦れば落ちるのではないか、と。
そこで、古いシーツを使いまわしている掃除用ボロ布で、一生懸命、ベトベトになったゴム部分を擦ってみました。
すると…ベトついてた部分がサラサラになってきました!
やっぱり、加水分解してしまいベトベトになったゴムを擦り落としてしまえば、
元々のサラサラだけどグリップの効く状態に戻るようです。
ただ、表面のゴムを削り落としているのと同じことなので、
ゴムの表面に文字などを印字している場合、その部分を擦ると印字も綺麗さっぱり消えてしまいますが…。
という訳で、双眼鏡やカメラのゴム部品が加水分解してベトベトしてしまった場合、
ボロ布などで擦れば良い、ということがわかりました。
レポートは以上です。
ちなみに私の双眼鏡。
洗剤をつけた歯ブラシでゴシゴシ洗ったり、その洗剤を水で洗い流したりしているうちに、
内側に水分が少し入り込んでしまったようで、
今、結露状態でレンズが曇ってしまい何も見えません(涙)。
内部の水分がすべて蒸発してくれればまた見えるようになるのでしょうが、
それにはどのくらい時間が掛かるのか、検討もつきません…。
#夕方には無事、曇りが取れました!